モンゴルの空

2003年11月17日
少し前、モンゴル料理を食べに行った。
モンゴルというと、遊牧を続けながら、
高原地帯を移動する・・・
そんな風景が誰しも思い浮かぶだろう。

ナショナル・ジオグラフィックの’03_10号で
ちょうど、”モンゴルの遊牧民”という記事があった。
(文=グレン・ホッジズ/写真=ゴールドン・ウィルツィー)
冬をしのぐため、100kmほど離れた宿営地に向かう1週間を追ったもの。

-20度の土地から-10度の盆地に移動する。400頭ほどもある牛、羊、山羊、馬、赤ちゃんは牛の上の木箱に入れられて、宿営地までの1週間を過ごす。猛吹雪にあえば、馬の腹まで雪に埋まる。1日の移動を終えると、フェルトの天幕を張った、ゲルで休む。モンゴルの最北の部落だ。

国は30年計画で90%の国民を都市部に定住させる計画だし、部落民も、子供達は都市の生活にあこがれる。どんな民族もたどってきた道。。。首都で働けば、1年分の現金が入るという。出稼ぎだ。

外国人が自然に囲まれた生活にあこがれを感じるのとは反対に、彼らの大半は、やはり、温かい都会の生活に思いを馳せる。

僕は、何を思えばいいのだろう。
食肉を流通させるための仕組みを作るNPOが活動しているそうだ。彼らは動いたのだ。
でも、僕にはもう少し、都会の生活に慣れる必要がある。
ここで僕は、自分の生きる道を探しているのだと思う。

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